
みなさん
こんにちは!
まだ日中は暑い日が続きますが、
朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきました。
夏の疲れが出やすい時期です。
みなさま体調にお気をつけてお過ごしください。
9月の認定講師によるリレーコラムは、
美容師でもある、井上千恵先生です。
《9月の養生》
こんにちは
生活と食の養生を美容室で伝えています、
おうち食医®認定講師、美容師の井上千恵です。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が多いですね。
でも、立秋を過ぎたらトンボも飛んでいたし
秋の実りもスーパーに並び始めました。
確実に季節は変わっていて、9/23は秋分。
暑いかもしれないけど、秋です。
私たちの体の五臓でいうと、秋の担当は「肺」。
乾燥してきた空気が体内にダイレクトに入ってくるのが「肺」。
五臓で直接外気に触れるのが「肺」です。
そして「肺」は乾燥に弱い臓器。
「肺」の機能が弱まると
動悸・息切れ・風邪を引きやすい・むくみ・便秘・咳・乾燥肌、髪の乾燥
などの症状が出やすいといわれています。
また秋は「抜け毛」の季節でもあります。
人は1日に50~100本髪が抜けます。
抜け毛が少し多くなったかな?くらいの感じでしたら
秋はもともと枯葉の季節なので自然の流れだと思いますが
明らかに「ボリュームが減った」「頭皮が透けてきた」などを感じたら
それは体に何らかの未病が出ていると考えられます。
「肺」がきちんと働かないと抜け毛につながることもあります。
「体」と「肺」を潤す食材として「山芋・長いも」がおススメです。
とろろではなく、是非、火を通したメニューにしてみてください。
水分を飛ばしてしまう「揚げる」「焼く」ではなく
「煮る」「蒸す」調理方法がおすすめです。
とろろは生もので冷たいものなので、胃が消化しにくい摂り方です。
大根や里芋の代用として考えれば簡単です。
ポテトサラダやポタージュスープを作る時に、
ジャガイモの半分の量を「山芋・長いも」にして
一緒に茹でて使っても、子供にバレませんよ(笑)
また、「山芋・長いも」はバリアを強くして風邪予防にもなります。
上手く使って毎日薬膳生活をしていきましょう。

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