みなさま、こんにちは！
おうち食医®認定講師による9月の養生コラムの担当は、
ヨガインストラクターでもある、本間ゆかり先生です。
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おうち食医認定講師、ヨガインストラクターのゆかりです。
「夏のツケは秋に払う」 そんな言葉を聞いた事はありますか？
暦上はとっくに秋ですが、今年はまだ暑い日が続いています。
例年にない猛暑でそろそろ体も心も疲れてしまう頃ではないでしょうか。

「夏のツケ」つまり夏の間にした暴飲暴食のこと。

秋になった今でも夏の暑さがまだ色濃く残る「温燥」の時期。
暑さに負けて 冷たい飲み物をガブガブ。 冷たい食べ物をバクバク。
もしくはバテてしまって、喉越しの良いものだけ少し…
そんな毎日では、暴飲暴食の「ツケ」は膨らむばかりです。

秋は本来であれば、夏の間に疲弊した消化器を整え、汗として失った体の水分を補い、
来年の春に向けてエネルギーを内側に収斂させていく季節。
ツケを増やしている時期ではないのです。
薬膳では陰と陽。
ヨガではアクティブ&ネガティブ。
どちらか一方に傾き過ぎず、真ん中を目指していくところが二つには共通していると感じています。
つまり何事も「過ぎる」と言うのは、ここで言うところの「ツケ」を貯めてしまうこと。

自然界も収斂していく秋には、私達も食に限らず何事も「過ぎない」こと。
秋の養生の一つとして実践してみてはいかがでしょうか。