7月の養生

《7月の養生》
みなさまこんにちは!
おうち食医®認定講師によるリレーコラム、
7月の担当は、おうち食医のテキストを作ってくれている内嶋幸枝先生です。
↓↓↓
こんにちは。
おうち食医認定講師の内嶋幸枝です。

夏至も過ぎて、暑さが真っ盛りの時期になりました。
暦では、7月の中旬から8月の中旬くらいまでの、夏の暑さが厳しい期間に「三伏(さんぷく)」と呼ばれる期間があります。

2023年の三伏は、この期間になります。
初伏…7月11日
中伏…7月21日
末伏…8月10日

「三伏」は陰陽五行説に由来していて、「夏の暑さが盛んで、秋を負かす期間」という意味があります。五行では火(夏)は金(秋)を溶かしてしまう勢いなのですが、その期間は秋を降伏させてしまうほど、夏の勢いが盛んだということになります。

中医学では「夏の間に冬の病気を治しましょう」という「冬病夏治」という考え方があります。夏の暑さが真っ盛りで発散の勢いが強いことを利用し、発汗を促して冬の病気の元(冷え)を出すという健康法です。

温めた塩をヘソの上に置くお灸や、午前中の「ちょこっと散歩」で発汗するのもおすすめです。近年では暑さが危険な温度まで上がることもあり、注意が必要になってきましたが、エアコンが効いた部屋でずっと過ごすだけではなく、休憩時に外に出て、少し発汗するだけでも違いますので、ぜひやってみてください。

写真は、へそ塩を作っているところです。
テフロンでないフライパンで粗塩を乾煎りし、
布の袋(写真では手ぬぐいを2つ折り)に入れて、
へその上に置きます。
※かなり熱いので、やけどには気を付けてくださいね。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP