今からできる!感染予防のための、秋養生③まずは食べない薬膳?

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前回、猛暑の後の秋は、乾燥しやすいと書きました。

秋の乾燥した空気は、私たちの五臓の中では「肺」を弱らせます。
中医学では、体のバリアを作っているのは、「肺」の仕事と考えられています。

別の言い方をすれば、今年は、バリアが弱い人が多いということです。
こんな状態では、緊急事態宣言が解除された後、
また感染者が増えるのは誰でも予想がつくことです。

ということで、秋は潤すことが大事なのですが、
今回は、おうち食医がお得意の?食べない薬膳。

避けた方がいいものをご紹介します。

◆辛いもの
なんとなく、五行理論を知っている人なら、「え?」と思われた方も多いと思います。
なぜなら、秋と、肺と、辛いは、同じ「金」のグループだから。
よく中医学をわかっていない人は、「秋は、辛い物を積極的に食べた方がいいんだな」
と間違えやすいのです。
・・・が、秋は辛い物を食べすぎてはいけないのです。
辛いものは、体を乾燥させるので、控えなくてはいけないのです。
もともと、血や水など体を潤す液体が少ない人は尚のことです。
(血や水が少ない人って?はこちらから⇒⇒)

◆甘すぎるもの
辛いものがダメなら、甘いものはどうかしら?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お砂糖でできた甘いものも避けてください。
お砂糖でできた甘いものは、体が吸収するには甘すぎるのです。
だから、薄めないと、吸収できない。
イメージは、カルピスの原液って薄めないと甘すぎますよね?それです。
じゃ、カルピスは水で薄めるけど、体の中に入っちゃった甘いものは?
それは、体の中の液体、血、水を使って薄めます。
あら、大変!!ますます乾燥しちゃいますよね~

◆お酒
お酒は液体なのに、乾燥するの??と思われるかもしれませんが、
お酒を飲むと大量の熱が発生します。
その熱を冷まそうと、体の中の液体、血、水が使われます。
ほら、たくさんのお酒を飲んだ翌日って、のどが渇くでしょ?あれです。

◆煙草
煙草も、火をつけたものを常に体に入れているので、
乾燥しやすくなります。

◆炒め物、揚げ物
これらは、素材の水分を飛ばして調理する方法です。
乾燥の季節は、煮物、蒸し物、スープ、お粥など水気の多い調理方法にしてください。
焼肉、とんかつより、角煮。
焼き魚より、煮魚。
サラダ、野菜炒めより、煮物。
同じ食材でもちょっとした工夫です。

先日、手に入れたきたあかりで肉じゃが。
煮物も美味しい季節です。

もちろん、たまには、これらものものを食べたり、飲んだりしてもいいと思いますが、
ほぼ毎日だと、体は乾燥しきってしまいますよね。

自分のバリアは、自分で作りましょう!
それが一番強力です。

次回は、いよいよ食べたり飲んだりした方がいいものを紹介します。

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