中医学・薬膳教室　おうち食医®を主宰しております、萌木のり子です。
神奈川から未病予防を発信しております。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

夏の養生は、心も体も『発散』
体も、熱がこもらないように、外向きに発散させているので、
デトックスにも向いている季節ですし、
心も楽しく開放的に発散することが、夏の養生です。

中医学の大原則で、
『天人合一（てんじんごういつ）＝人間は自然の一部』というのがあります。
人間は、自然界の変化に逆らって生きていくことはできません。
自然界の変化に合わせて養生することが、病気の予防、自然治癒力を高めることになるのです。

では、自然界の夏は？というと、
春に芽を出したものが、
夏に大きく成長します。

この成長が、大きくなるか、小さくなるかは、夏にどれだけ『発散』したかにかかってます。
想像してみてください。

『発散』して、大きく成長した木と、
『発散』できずに、小さいままの木、
どちらが秋の実りが多いと思いますか？

そして、その秋の実りが、そのまま冬の種の中に蓄えられるパワーとなるのです。
そして、その種は、来年の春に芽を出します。

言い方を変えると、
今年の冬、来年の春、来年の1年を元気に過ごせるかどうかは、
夏にどれだけ『発散』し、成長したかにかかってます。

紀元前に書かれた中国最古の医学書、黄帝内経（こうていだいけい）の、
夏の養生は、
「外に興味を持って、積極的に出かけろ」とあります。
外に出かける行動も、『発散』になるのです。

さて、立夏から、1か月がたちました。
『発散』の夏の3か月（中医学では立夏からが夏なので、5，6，7月が夏）のうち、
1か月、いえ、まだ緊急事態宣言・蔓延防止法が続きますので、1か月半が、
『発散』できずに過ぎました。
6月20日が解除の目安といわれてますが、
それが過ぎても、マスクをしていたら、発散はできないし、
おしゃべりも禁止で発散できない。
何より、本当に心の底から『発散』できるのを待っていたら、夏は終わりそうな気がします。

そんなまま秋を迎えることは、私は、コロナよりもずっと怖いです。
このままでは、
寒くなってきたら、またコロナが流行りだしたり、
春になって花粉症や、鬱が増えるかもしれません。
（今年も多かったですよね？昨年の夏の『発散』不足です）
だって、種のパワーがないんだもん。仕方ないです。
小さな木の実りはたかが知れてます。

予想がつくのに、黙って待っているの？
私はそんなことはしたくないです。
だから、私の講座の中では、『発散』できないなりに、気を付けてほしいことをお話してきました。
が、まだまだ全然声が届いていないです。

秋はまだ先で、その前に梅雨があるので、想像がつかないかもしれませんが、
秋になると、肌が乾燥してきます。
それによって、バリアも弱くなりやすい。
『発散』できずに迎えた秋、冬に、第〇波かわからないコロナが流行る前に、
何度目になるかわからない、緊急事態宣言、蔓延防止法になる前に、
自分でバリアを強くして、自分で体を守りませんか？
それには、ちょっとした生活と食の工夫だけです。

そんなことを、セミナーではお話いたします。

今回の会場は、2か所です。
神奈川県の海老名市と、
福岡県の博多。

すでにものすごい暑苦しい文を書いてますが
本物の私は、もっと暑苦しいです（笑）
それでも、伝えていきたいと思ってますので、
お時間のある方は、どうぞお越しください。

☆海老名会場と博多会場のお申込み＆お問い合わせ先が異なりますので、ご注意ください。

【海老名会場】
海老名会場のお申込み＆お問い合わせは
中医養生事務局まで
youjyou2018@gmail.com

講師　国際中医師　萌木のり子
日時：２０２１年８月２２日（日）１０：００～１１：４５
会場：海老名商工会館（海老名駅より、徒歩8分）
料金：
（事前予約）
一般（1名）　２２００円
大学生以下（1名）１１００円
※小学生以下無料
ペア割（2名）　３８００円